お風呂のドアが壊れた!症状別の対処法と修理・交換費用の目安

毎日使うお風呂。その「ドア」が閉まりにくくなったり、パネルが割れてしまったりすると、毎日のバスタイムが少しストレスになってしまいますよね。
 
しかし、いざ直そうと思っても、「これって修理できるの?それとも交換?」「そもそも、お風呂のドア修理ってどこに頼めばいいの?」と悩んでしまい、不具合を放置している方も多いのではないでしょうか。
 
この記事では、お風呂のドアのよくある故障症状や、修理・交換の判断基準、おおよその費用相場について分かりやすく解説します。

工事の様子

 

よくある「お風呂のドア」のトラブルと原因

お風呂のドア(折れ戸や開き戸)には、以下のような不具合がよく起こります。

  • アクリル樹脂板(パネル)の割れ・ヒビ
    お風呂のドアに使われている透明な板は、多くの場合ガラスではなくアクリルなどの樹脂製です。衝撃に強い素材ですが、長年の使用による経年劣化で割れやすくなることがあります。

     

  • ゴムパッキンのカビ・外れ
    ドアの周囲やパネルの隙間を埋めているゴムパッキン。水垢やカビが蓄積して固くなったり、剥がれてベロベロになってしまうことがあります。放置すると、脱衣所への水漏れの原因になります。

     

  • ドアの開閉が重い・外れる
    ドアの滑りを良くする「戸車」という部品の劣化や、蝶番(ちょうつがい)のサビ、レール部分への汚れの詰まりなどが原因で、スムーズに開閉できなくなることがあります。

「まあいいか」の放置が引き起こす、思わぬ損と危険

「少し持ち上げれば閉まるし」「お金をかけて直すほどでもない」と、壊れたまま使い続けてすっかり慣れてしまった方も多いはずです。しかし、この放置が後から本来不要だったはずの高額な出費や健康被害を招く原因になります。

  • 脱衣所の床や壁が腐り、数十万円の出費に
    パッキンが劣化して隙間ができていると、シャワーのお湯が毎日少しずつ脱衣所へ漏れ出します。これに気づかず数年放置すると、脱衣所の床材や下地まで腐食し、ドア交換どころか「床の張り替えリフォーム」で数十万円が飛んでいくケースが考えられます。

     

  • 換気扇が効かなくなり、お風呂がカビだらけに
    ドアの下にある通気口(ガラリ)が壊れたりホコリで塞がったりしていると、浴室に新しい空気が入りません。すると換気扇が空回り状態になり、どれだけ回しても湿気が逃げず、カビが繁殖しやすくなる可能性があります。毎日のカビ取り掃除という重労働が増える悪循環に陥ります。

     

  • 滑りやすい浴室での思わぬケガ
    ヒビ割れたパネルにうっかり寄りかかって突き破ってしまったり、動きの悪いドアを無理に引っ張って転倒したりと、浴室での事故に直結します。

これって修理できる?交換になる?判断の目安

不具合が起きた際、部品の修理で直るのか、ドア本体の交換が必要なのかは気になるところです。目安としては以下のようになります。

修理で対応できる可能性が高いケース

  • パッキンのみの劣化・外れ

  • 取っ手(レバー)のがたつき

  • 戸車の摩耗による開閉不良 このような特定の部品のみの劣化であれば、該当する部品を交換する「修理」で直るケースが多くなります。

ドア本体の交換がおすすめのケース

  • アクリル樹脂板の大きな割れ
  • ドアの枠全体が歪んでしまっている場合
  • 設置から10〜15年以上経過している場合

 

パネルが割れてしまった場合、パネルのみの交換ができるドアもありますが、工数がかかるためドア本体ごと交換したほうが結果的にお得になるケースがあります。
また、お風呂のドアの耐用年数は一般的に10〜15年程度と言われています。寿命を迎えたドアは、一部を修理してもすぐに別の箇所が壊れてしまうリスクがあるため、ドア本体の交換(※)をおすすめします。
 

※現在主流となっている「カバー工法」というやり方なら、壁や床を壊さず、今あるドア枠の上から新しいドア枠を被せるだけで、半日程度でドアを新しくできます。この交換のタイミングを利用して、「開き戸(ドアタイプ)」から「省スペースな折れ戸」など、別のドアタイプへ変更することも可能です。

お風呂のドア交換・修理の費用相場

修理や交換にかかる費用の目安は以下の通りです。

 

  • 部品交換(パッキンや戸車など)の修理:約1万円〜3万円程度

  • ドア本体の交換(カバー工法):約6万円〜10万円程度
    ※ドアのサイズや種類、劣化状況によって変動します。

 

システムバス(ユニットバス)全体をリフォームするとなると高額になりますが、ドアのみの修理・交換であれば、比較的費用を抑えて快適なお風呂を取り戻すことができます。

お風呂のドア修理、どこに頼めばいい?

いざ修理をしようと思っても、依頼先で迷う方は少なくありません。

  • お風呂のメーカーに直接頼む
    安心感はありますが、「お風呂のドアのメーカー名や型番を自分で調べて連絡する」という手間がかかります。古いドアだと型番のシールが消えてしまっていることも多く、面倒に感じる方が多いようです。

  • ホームセンターに頼む
    身近で相談しやすいですが、実際の施工は提携している下請け業者が行うため、現地調査や施工までに時間がかかる場合があります。

 

賃貸住宅にお住まいの場合は、まずは物件の管理会社や大家さんに連絡しましょう。持ち家の場合は、地域に密着した「住宅設備業者」や「リフォーム会社」に相談するのがおすすめです。また、日頃から点検などで出入りがある地元のガス会社でも、水回りの修理に幅広く対応しているケースが多くあります。

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