今のガス会社さんは、原料価格にしたがって
「値上げ・値下げ」されていますか?
ガス料金に透明性を「原料費調整制度」について
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原料費調整制度とは、料金の透明性を高めるための制度です。原料費は原油輸入価格や為替レートの動きなどによって変動します。原料費調整制度はこうした原料費の変動に応じてガス料金を調整する制度です。エナキスでは原料費の変動を毎月のガス料金に適切に反映させる透明性の高い料金制度を導入しています。
従来のLPガスはサウジアラビアなどの中東地域に依存しており、CP価格(サウジアラビアの輸入契約価格)を基準に為替レートを加味し決められておりました。近年では北米産LPガスの輸入が増えており、MB価格(モントベルビュー市での取引価格)も組み込んでおります。
都市ガスは原料のLNG(液化天然ガス)やプロパンガスを使用しており、原料費は為替レートや原油価格の動きによって変動します。[調整頻度および調整単価]
調整は毎月行い、調整額が1円以下の場合は四捨五入し、1円単位として増減させていただきます。
ガス料金の仕組み
LPガスと都市ガスの原料となる天然ガスのほとんどが輸入です。
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LPガスや都市ガスのほとんどは輸入から成り立っており、原油価格・為替価格によって価格が変動しています。LPガスと都市ガスは同じ単位である「立方メートル/㎥」で表記されることが多いです。しかしながら、熱量が違う為同じ数量で同じ価格であるとは言えないので注意が必要です。容器の配送の有無もあり、同じガスであってもコストや単価が違うのはそのためです。LPガスは自由料金、都市ガス料金は認可制といった違いもあります。
イラストで見るガス供給までの仕組み



引用元
一般社団法人 日本ガス協会
日本LPガス協会