給湯器

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給湯器の交換時期の目安

製造から約10年

毎日のようにお風呂に入り、キッチンで温かいお湯を使って洗い物をする。私たちの暮らしに「お湯」は絶対に欠かせない存在です。そのお湯を、蛇口をひねるだけで当たり前のように作ってくれるのが「給湯器(きゅうとうき)」です。

しかし、ひとくちに給湯器といっても、ガスでお湯を沸かすものや電気を使うものなど、さまざまな種類があります。この記事では、「そもそも給湯器とはどんな仕組みなのか?」「どんな種類があるのか?」といった基本的な疑問から、寿命の目安や選び方の注意点まで、専門用語を使わずに分かりやすく解説します。

給湯器とは?
お家の中でどれくらい重要?

給湯器とは、お水をお湯に変えて、お風呂やキッチン、洗面所など家中に供給するための設備です。普段は家の外壁などに設置されているためあまり目立ちませんが、実は家計の光熱費に最も大きな影響を与える設備のひとつです。

経済産業省 資源エネルギー庁が公表している最新のデータによると、家庭における用途別のエネルギー消費量のうち、「給湯」が占める割合は全体の27.2%にのぼり、暖房(24.6%)や照明・家電(32.2%)と並んで非常に大きな割合を占めています(参考:経済産業省 資源エネルギー庁「令和5年度エネルギーに関する年次報告(エネルギー白書2024)」)。

つまり、ご家庭のライフスタイルに合った効率の良い給湯器を選ぶことは、日々の暮らしの快適さを高めるだけでなく、毎月の光熱費を大きく節約することに直結するのです。

給湯器の主な種類

給湯器は、お湯を沸かすために使用する「エネルギー(燃料)」によって分類されます。ここでは、現在の主流となっている3つのタイプについて、それぞれの仕組みや特徴をご紹介します。

① エコジョーズ(ガス給湯器)

エコジョーズは、従来のガス給湯器では空気中にそのまま捨てられていた約200℃の「排気熱」を再利用して、事前にお水を温める仕組みを持つ高効率なガス給湯器です。

エコジョーズ(ガス給湯器)
  • メリット
    あらかじめ温められた水をガスで加熱するため、少ないガスでお湯を沸かすことができます。大手ガス機器メーカーのリンナイの試算によると、従来型からエコジョーズに交換した場合、年間で約14,000円〜17,000円のガス代の節約になると算出されています(参考:リンナイ株式会社「エコジョーズが選ばれる理由」)。
  • 注意点
    従来型に比べて本体価格が少し高くなります。また、熱を奪われた排気ガスから「ドレン水」と呼ばれる水滴が発生するため、排水のための簡単な工事が必要になります。

② エコキュート(電気給湯器)

エコキュートは、電気と「空気の熱」を利用してお湯を沸かす、ヒートポンプという技術を活用した給湯器です。エアコンと同じ仕組みを利用しています。

エコキュート(電気給湯器)
  • メリット
    割安な夜間の電力を使ってお湯を沸かし、大きなタンクに貯めておく仕組みです。ガスを使わないため安全性が高く、光熱費のランニングコストを大きく抑えることができます。
  • 注意点
    貯湯タンクを設置するための広いスペースと、重さに耐えられる基礎工事が必要です。また、タンク内のお湯を使い切ってしまうと「お湯切れ」を起こし、沸き直すまでに時間がかかる点には注意が必要です。

③ エコフィール(石油給湯器)

エコフィール(石油給湯器)
  • メリット
    従来の石油給湯器では捨てられていた「排気熱」を再利用してお湯を沸かす、省エネ型の給湯器です。熱を無駄なく再利用できるため、従来型よりも少ない灯油でお湯を作ることが可能になります。環境に優しいだけでなく、毎月の灯油代をしっかり節約できるのが最大の魅力です。
  • 注意点
    機器本体のほかに、灯油を貯めておく「オイルタンク」を設置するスペースが必要です。またエコジョーズと同様に、排気熱を利用する過程で発生する「ドレン水(水滴)」を処理するための排水工事が追加で必要になります。

給湯器の主な仕組み

温水暖房付ふろ給湯器 ガス温水暖房付ふろ給湯器
暖房 追い焚き 給湯

給湯、追いだき、お風呂の保温はもちろん、床暖房や浴室暖房乾燥機など、温水を利用した暖房システムにも対応する多機能モデルです。この一台で、家中の快適な温水環境を実現します。

ふろ給湯器 ガスふろ給湯器
追い焚き 給湯

キッチンやシャワーへの給湯と、お風呂の追いだき・保温機能を備えたスタンダードなタイプです。暖房機能が不要なご家庭におすすめです。

ふろ給湯器 ガス給湯器
給湯

お風呂の追いだきや保温機能が不要な方向けの、給湯専用のシンプルな給湯器です。本体価格を抑えることができ、シャワーやキッチンなど、決まった場所でお湯を使いたい場合に最適です。

失敗しない!給湯器を選ぶ際のポイント

いざ給湯器を交換するとなった際、ご家庭にぴったりのものを選ぶためのポイントは以下の3つです。

  • 家族の人数に合った「号数・容量」を選ぶ
    ガス給湯器には「号数(16号、20号、24号など)」があり、数字が大きいほど一度にたくさんのお湯を出せます。例えば「キッチンでお湯を使いながら、お風呂でシャワーを浴びる」といった同時使用が多い4人家族なら、24号が快適です。エコキュートの場合は、家族の人数に合わせて「タンクの容量(370Lや460Lなど)」を適切に選ぶことがお湯切れを防ぐコツです。
  • 「初期費用」と「ランニングコスト」のバランス
    エコジョーズやエコキュートは毎月の光熱費を安く抑えられますが、本体価格や工事費(初期費用)は従来型よりも高くなります。10年間使用することを前提に、「初期費用の差額」を「毎月の光熱費の削減額」で回収できるかどうかをシミュレーションすることが大切です。
  • 設置スペースの確認
    特にエコキュートへの変更を検討される場合は、大きなタンクを置く場所がご自宅の敷地内にあるかどうかが重要になります。まずは専門業者に現地調査を依頼しましょう。

お気軽にお問い合わせください

給湯器は、私たちの快適な生活に欠かせない重要な機器です。ガスや電気などさまざまな種類があり、それぞれに仕組みやメリット・注意点が異なります。

「最近、お湯の温度が安定しない」「使い始めてから10年以上経っている」といった場合は、買い替えのサインかもしれません。株式会社エナキスでは、お客様のご家庭の人数やライフスタイル、ご予算に合わせた最適な給湯器をご提案しております。給湯器の選び方や点検・交換についてお悩みの際は、ぜひお気軽にエナキスまでご相談ください。

給湯器のなんでもQA

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給湯器本体の故障ではない場合もございます。まずは「ガスコンロなど他のガス機器が使えるか(ガスメーターの遮断ではないか)」「水は出るか(断水や配管の凍結ではないか)」「リモコンにエラーコードが表示されていないか」をご確認ください。それでも解決しない場合は、専門スタッフによる点検をご依頼ください。

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一般的な耐用年数(設計標準使用期間)は「約10年」とされています。10年を過ぎると内部部品の経年劣化が進み、突然お湯が使えなくなるリスクが高まります。「お湯の温度が安定しない」「本体から異音がする」などの症状が出始めたら、完全に壊れてしまう前の早めの交換検討をおすすめします。