地震や水害に「プロパンガス」が強いのはなぜ?都市ガス・オール電化との違いを徹底比較!

地震や台風、大雨による水害など、毎年のように自然災害のニュースを耳にする昨今。「もし長野県で大規模な災害が起きたら、毎日の食事やお風呂はどうなるの?」「最近のニュースを見て、家のエネルギーは今のままで安全なのか不安…」ご家族の生活を預かる主婦の皆様にとって、万が一の備えは大きな関心事ですよね。
 
私たちの暮らしを支えるライフライン(電気・水道・ガス)の中でも、実は「プロパンガス(LPガス)」は災害に非常に強いエネルギーとして、国や自治体からも高く評価されています。
 
今回のコラムでは、プロパンガスが地震だけでなく水害などの災害時にも強い理由と、都市ガスやオール電化と比較した際のメリット・デメリットを分かりやすく解説します。

 

災害時、プロパンガス(LPガス)が強い3つの理由

ご家庭で使われているガスには、大きく分けて「都市ガス」と「プロパンガス(LPガス)」があります。見た目の炎は同じですが、災害が起きたときの仕組みには明確な違いがあります。

① 復旧が早い「分散型エネルギー」である

都市ガスは、地中に張り巡らされた長い配管を通って各家庭へ送られます。そのため、地震や水害などで広範囲の配管がダメージを受けると、原因箇所の特定と工事に時間がかかります。 一方、プロパンガスは各ご家庭にガス容器を設置する「分散型エネルギー」です。配管が短く、ご家庭ごとに個別の安全点検ができるため、異常がなければすぐにガスの使用を再開できます。

② 地震や水害等で孤立しても「軒下在庫」でしのげる

万が一の災害時に道路が寸断され孤立してしまった場合でも、ご自宅にあるガス容器が言わば「軒下の在庫」として活躍し、しばらくガスを使い続けることが可能です。

③ 避難所や仮設住宅でもすぐに活躍できる

プロパンガスはガス容器と機器さえ運べば、どこでもすぐにお湯を沸かしたり、炊き出しを行ったりすることができます。そのため、地域の避難所や仮設住宅に最も早く導入されるライフラインとして重宝されています。

 

データで見る!過去の災害における「復旧スピード」の違い

実際に過去の大規模災害において、各ライフラインがどのくらいで復旧したのかを見てみましょう。

【東日本大震災(2011年)における各インフラの完全復旧までの日数】

  • プロパンガス(LPガス):41日
  • 都市ガス:53日
  • 電力:109日

※津波被害で建物が流された地域等を除く、被災エリア全体での完全復旧日数の目安です。
参照:日本LPガス協会の資料(2022年)日本LPガス協会「災害に強い」
 
阪神・淡路大震災(1995年)においても、都市ガスの復旧作業が長引く中、プロパンガスは約2週間後には消費設備の安全点検を完了し、いち早く復旧を果たしたという実績があります。
参照:日本LPガス協会「LPガスの歴史」

 

プロパンガス・都市ガス・オール電化の比較

災害時の観点から、3つのエネルギーのメリット・デメリットをまとめました。

 

エネルギー メリット デメリット(災害時の不安点)
プロパンガス ・復旧が都市ガスより圧倒的に早い
・各家庭に在庫がある
・停電時もコンロが使える
・ガス放出防止型高圧ホースで水害時の容器転倒にも対応(※導入状況による)
・都市ガスに比べると平常時の料金がやや割高になる場合がある
都市ガス ・平常時の料金が比較的安い
・ガス容器の設置スペースが不要
・地中配管のため、地震や水害で損傷すると復旧に1ヶ月以上かかることがある
オール電化 ・火を使わないので火災リスクが低い
・エコキュートのタンク内の水(お湯)を生活用水として取り出せる(飲み水としてはご利用いただけません)
・停電すると、調理も新たにお湯を沸かすことも一切できなくなる

「どれか一つが完璧」というわけではありませんが、災害時における「復旧の早さ」と「自立してエネルギーを確保できる点」においては、プロパンガスが非常に優れていることがわかります。

 

災害への最大の備えは「ガス機器の年齢確認」から

プロパンガスそのものが災害に強くても、お湯を沸かす「給湯器」や、料理をする「ガスコンロ」が壊れてしまっては意味がありません。
 
「災害に備えて水や食料は備蓄しているけれど、給湯器の寿命は気にしたことがない」というご家庭は意外と多いものです。

 
 

給湯器やガスコンロの設計標準使用期間(寿命の目安)は「約10年」とされています。

 

  • 10年を超えた機器は部品がなくなる!?
  • 製造から10年を過ぎると、メーカーの修理部品の保有期間が終了し、「直したくても直せない(交換するしかない)」ケースが増えます。

     

  • 物流が混乱する災害時は要注意
  • もし災害時や真冬に古い給湯器が突然壊れてしまうと、新しい機器の発注から到着まで何日もかかり、「お湯が出ないまま数週間過ごす」といった事態になりかねません。

【こんなサインが出たら交換のタイミング!】

  • 給湯器: お湯の温度が安定しない、異音がする、エラーコードが頻発する
  • ガスコンロ: 点火しにくい、途中で火が消える、炎が赤やオレンジ色になる

長野県の厳しい冬や、もしもの災害に備えるためにも、「ちょっと調子が悪いかも?」と感じた段階で、計画的に最新の機器へ交換・見直しをしておくことが、家族を守る一番の防災対策になります。

 

長野県でのガス・機器のお悩みは「エナキス」へ

株式会社エナキスでは、長野県の皆様が「もしも」の時でも安心してお湯を使い、温かいお料理を楽しめるよう、安全なプロパンガスの供給から、給湯器・コンロなどの販売・交換までをトータルでサポートしております。

「うちの給湯器、もう12年経っているけれど大丈夫?」
「最新のガス機器に変えたらいくらくらいかかる?」

ご相談やお見積もりだけでも大歓迎です。地元長野に密着しているエナキスだからこそ、迅速かつ丁寧に対応いたします。

 

本格的な台風・大雨シーズンや冬を迎える前に、ぜひ一度ご家庭のガス機器をチェックしてみてください!

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