都市ガスは高い安全性と安定性さらに地球にもやさしい
都市ガスのメリット
安定供給
日本は2度のオイルショックを経験。
再びオイルショックがおきた場合の対策として、脱・中東依存が急がれています。
天然ガスの輸入における中東依存率は約30%。
他の燃料に比べ調達国の多角化は進んでいます。今後、オーストラリアなどから輸入が増えることにより中東依存度は低く供給安定性に優れたエネルギーだということがわかります。
高い安全性
お客様の暮らしの安全を守るために、24時間365日の出動体制、地震やガスの異常使用を感知して自動的にガスを遮断するマイコンメーターをご家庭に設置など、さまざまなシステム・設備で見守り続けています。
地球にやさしい
人の健康に悪影響を及ぼす燃焼時の大気汚染物質排出量は天然ガスが主な化石燃料の中で最も少なくなっています(下図)。また、石炭や石油に比べ燃焼時に二酸化炭素発生量が少ないため、地球温暖化抑制に寄与します。
天然ガスは不純物が少なく、加えて冷却して液化する際に硫化水素や二酸化炭素、水分などを除去することもあって、とてもクリーンに燃焼するのです。
都市ガスと
LPガスの違い
供給方法
道路の下のガス管を通じて供給されます。
LPガスが入ったガス容器を事業者が配達します。
原料
メタン(燃える気体)を主な成分に持つ天然ガス、海外から輸入する液化天然ガス(LNG)が大半を占めます。
プロパン・ブタンを主成分に持つ液化石油ガス(LPG)。LPGは、大半を海外から輸入しています。
原料の特徴・性質
①本来は無色・無臭ですが、ガス漏れ時にすぐに気が付くよう匂いをつけてあります。
②天然ガスは、マイナス162℃まで冷すと液体になり、体積が600分の1と小さくなります。
①本来は無色・無臭ですが、ガス漏れ時にすぐに気が付くよう匂いをつけてあります。
②マイナス42℃まで冷すと液体になり、体積が250分の1と小さくなります。
③空気より重いです。
④プロパンガスは、同じ体積で都市ガスの2倍以上の熱を出すことができます。ただし、ご家庭のガス機器は火力が決まっているため、同じガス機器ならプロパンガスでも都市ガスでも火力は同じになります。